7月に、タイ人の友人に会うためタイに行きました。LCCのフライトを使って飛行機費用を抑えました。タイは常夏に近い気候ですが、7月はやはり暑く、カンチャナブリというタイの田舎の地方をまず訪問しました。滝を見に行ったり、1Mくらいの距離で機関車が見られる橋で、映画の舞台にもなった土地を観光しました。その後、友人が住むバンコクに移動し、買い物をしたり、友人おすすめのタイ料理を食べたりしました。カンチャナブリ?バンコク間の移動はタクシーを利用しました。

滝はカンチャナブリ地方で有名なスポットになっています。レベルで表せる、いくつかの層になっていて、登山の要領で上へと登って行きます。どのレベルでも、水はちょうど水色の温泉のように見えて、その場で着替えて泳ぐ欧米系の観光客も多く居ました。頑張ってレベル7まで達すると、conglaturations!の看板が出迎えてくれます。

自然保護区域に設定されていて、入り口以外は食べ物を持ち込むことができません。タイ人の友人と一緒だったので、普通の外国人の観光客ではなかなか入れないような地元のお店にたくさん連れて行ってもらったことが、とても印象に残りました。例えば、普通の民家のような見た目の建物に入って行って、お昼ご飯を食べようと友人が言います。出てきたチャーハンは、実家に帰ってきた時に食べられるような懐かしい味で美味しく、値段もかなりお手頃でした。

外国人はぼったくりの被害に合うことが多い、トゥクトゥクというタイの乗り物があります。三輪車で屋根の付いた箱のような座席を引っ張る乗り物で、観光客は箱状の座席に座ります。これが乗り心地抜群なのです。風が気持ち良くて、三輪車なので色々な場所を縫うように抜けて行きます。

行き先も値段も友人が全部交渉してくれているので、変な場所に連れて行かれる心配も、ぼったくりの危険もありません。ずっと乗っていたくなる乗り物でした。渋滞がひどいバンコクでは誰もが気軽に利用しています。ただ渋滞の中をすり抜けるように走るため、やはり事故は頻繁に起きているので、それほど急いでいないのであれば避けた方が良いと思います。

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また機関車が見られるカンチャナブリ地方の橋ですが、橋の上には線路が掛けられています。タイでは線路に入ることを取り締まりません。線路の上を通って、電車に触れられる距離まで近づくことができます。日本に居たなら、踏切以外で線路を渡って、機関車に近づける機会は永遠に訪れず、とても新鮮な経験になりました。橋は川の上にかかっているのですが、この景色がとても綺麗で写真に映えのです。この側でたくさん写真を撮れたのも良い機会だったと思います。

衛生観念のあまりの違いに驚きました。まず、カンチャナブリ地方で訪れたトイレですが、駅のトイレなのに水洗設備はありません。ハエがたかっていそうな箱に拭いた紙は捨てます。もちろんトイレットペーパーはないので、持参していない場合は近所のお店で買う必要があります。駅のトイレでこの状況なので、おそらく一般家庭では、もっと衛生的ではないトイレ設備を使用しているのだと考えられます。

またバンコクに滞在する間は、ホテルではなく、友人の父が借りているアパートのような一般的な建物に宿泊しました。ここでも水洗設備が不十分なことに驚かされました。一応水洗レバーのようなものは付いているのですが、流すことは禁止です。拭いた紙はここでもキッチン横のゴミ箱のようなものに捨てます。バンコクの繁華街では、日本と変わらないような設備の建物が多く見られます。商業施設と一般家庭の違い、都市部と地方の違いが、日本以外の国でもこんなに顕著に表れることを強く感じた滞在になりました。