"約5年前東京消防庁に勤務していたのですが、新宿消防署救助大会チームが兵庫県神戸市で行われる全国大会に出場することになり、その応援のついでに観光旅行に行くことになりました。一緒に行ったのは消防の同期生で、神戸までの移動手段は新幹線で、神戸付近の移動は公共交通機関やレンタカーで行いました。夏の暑い時期の旅行でしたので、なるべく荷物を減らして身軽で行きました。宿泊先は三ノ宮駅付近のビジネスホテルでした。

旅5.jpg
ツアー等には参加せず、全て自分たちで旅行の計画を立てました。先日友人と一緒に参加したエントランス日帰り旅行はなんとスーパーの懸賞で当選した無料旅行だったのでラッキーでした!その旅行では全てのスケジュールが組まれておりとても楽しかったのですが、自分たちの行きたい時に行きたい場所へ行くことができなかったのが少しだけ残念でした。なので、今回はみんなで行きたい場所や意見を出し合ってスケジュールを立てました。

旅行の主な目的は、神戸市で行われる救助大会の応援だったのですが、せっかく関西まで足を運んだので、初日は大阪の観光を楽しみました。内容としては、たこやきやお好み焼きを食べ歩いたり、お笑いライブを見たり、買い物に出かけたりしました。これらの情報もネットで調べていたので美味しい店など、事前予約やタイムスケジュール、行き方も含めてすべてスムーズでした。

大阪で一通り観光を終えてから、兵庫県の三ノ宮へと向かい、そこで夕食を摂ることにしました。私は、神戸牛を一度も食べたことがなかったので、同期生を説得し、三ノ宮駅付近の少し高めの神戸牛が食べられるお店で夕食を摂ることにしました。生まれて初めて食べた神戸牛のステーキは、今まで食べてきたステーキの中で間違いなく一番美味しかったです。

旅行で楽しかった点は、初日大阪で食べ歩きをしていたときに、おそらく大阪が地元である女の子のグループと仲良くなり、一緒に食べ歩きをしたり、三ノ宮駅周辺でお酒を飲んでいるときも、隣の席で飲んでいた女の子のグループと仲良くなって、その後一緒にカラオケに行ったりしたことです。関西の女の子は非常にノリが良く、お酒を飲みながら会話をすることがとても楽しく、忘れられない思い出となりました。

本来の目的である救助大会の応援を終えた次の日、旅行の最終日をユニバーサルスタジオジャパンで丸1日を過ごすことにしました。当時、開設したばっかりでものすごく混雑していたハリーポッターのエリアにも足を運ぶことができたし、目標としていた全てのアトラクションを制覇できたので、とても満足しました。炎天下の中、長時間園内を歩き回るのは体力的に厳しいかと心配でしたが、ワンピースのキャラクターによる水浴びイベントもやっていたので、とても助かりました。

この旅行を通して、あまり困ったことや失敗したことはなかったのですが、唯一あげるとするならば、三ノ宮駅付近の夜の治安があまり良くないことです。旅行の日程や行動、移動手段、宿泊施設等を全て自分たちで計画し、決めていたのですが、現地の治安の良くない場所等や注意すべき点等は一切調べていませんでした。

宿泊した三ノ宮駅付近のホテル周辺は風俗街が広がり、裏通りには黒い高級車が止まっていたり、サングラスをかけたスーツ姿の男性が複数人いたり、道端でナンパをしている男性がたくさんいたり等、誰が見ても治安が良いとは言えない場所でした。私たちは旅行を通して、特にトラブルに巻き込まれたりすることはありませんでしたが、いつ誰がトラブルに巻き込まれてもおかしくはない状況でした。今回の旅行を通して、旅行先の危険なスポット、治安の悪いスポット等はあらかじめサーチしておく必要があるのだと、考えさせられました。

7月に、タイ人の友人に会うためタイに行きました。LCCのフライトを使って飛行機費用を抑えました。タイは常夏に近い気候ですが、7月はやはり暑く、カンチャナブリというタイの田舎の地方をまず訪問しました。滝を見に行ったり、1Mくらいの距離で機関車が見られる橋で、映画の舞台にもなった土地を観光しました。その後、友人が住むバンコクに移動し、買い物をしたり、友人おすすめのタイ料理を食べたりしました。カンチャナブリ?バンコク間の移動はタクシーを利用しました。

滝はカンチャナブリ地方で有名なスポットになっています。レベルで表せる、いくつかの層になっていて、登山の要領で上へと登って行きます。どのレベルでも、水はちょうど水色の温泉のように見えて、その場で着替えて泳ぐ欧米系の観光客も多く居ました。頑張ってレベル7まで達すると、conglaturations!の看板が出迎えてくれます。

自然保護区域に設定されていて、入り口以外は食べ物を持ち込むことができません。タイ人の友人と一緒だったので、普通の外国人の観光客ではなかなか入れないような地元のお店にたくさん連れて行ってもらったことが、とても印象に残りました。例えば、普通の民家のような見た目の建物に入って行って、お昼ご飯を食べようと友人が言います。出てきたチャーハンは、実家に帰ってきた時に食べられるような懐かしい味で美味しく、値段もかなりお手頃でした。

外国人はぼったくりの被害に合うことが多い、トゥクトゥクというタイの乗り物があります。三輪車で屋根の付いた箱のような座席を引っ張る乗り物で、観光客は箱状の座席に座ります。これが乗り心地抜群なのです。風が気持ち良くて、三輪車なので色々な場所を縫うように抜けて行きます。

行き先も値段も友人が全部交渉してくれているので、変な場所に連れて行かれる心配も、ぼったくりの危険もありません。ずっと乗っていたくなる乗り物でした。渋滞がひどいバンコクでは誰もが気軽に利用しています。ただ渋滞の中をすり抜けるように走るため、やはり事故は頻繁に起きているので、それほど急いでいないのであれば避けた方が良いと思います。

旅4.jpg

また機関車が見られるカンチャナブリ地方の橋ですが、橋の上には線路が掛けられています。タイでは線路に入ることを取り締まりません。線路の上を通って、電車に触れられる距離まで近づくことができます。日本に居たなら、踏切以外で線路を渡って、機関車に近づける機会は永遠に訪れず、とても新鮮な経験になりました。橋は川の上にかかっているのですが、この景色がとても綺麗で写真に映えのです。この側でたくさん写真を撮れたのも良い機会だったと思います。

衛生観念のあまりの違いに驚きました。まず、カンチャナブリ地方で訪れたトイレですが、駅のトイレなのに水洗設備はありません。ハエがたかっていそうな箱に拭いた紙は捨てます。もちろんトイレットペーパーはないので、持参していない場合は近所のお店で買う必要があります。駅のトイレでこの状況なので、おそらく一般家庭では、もっと衛生的ではないトイレ設備を使用しているのだと考えられます。

またバンコクに滞在する間は、ホテルではなく、友人の父が借りているアパートのような一般的な建物に宿泊しました。ここでも水洗設備が不十分なことに驚かされました。一応水洗レバーのようなものは付いているのですが、流すことは禁止です。拭いた紙はここでもキッチン横のゴミ箱のようなものに捨てます。バンコクの繁華街では、日本と変わらないような設備の建物が多く見られます。商業施設と一般家庭の違い、都市部と地方の違いが、日本以外の国でもこんなに顕著に表れることを強く感じた滞在になりました。

福岡、大分の旅行に学生時代からの友人3人と行きました。今年の7月の夏の時期に中部国際空港から、飛行機で福岡空港まで行って1泊2日の旅行をしました。旅行の目的は、福岡の美味しい食べ物と、大分で行きたかった旅館があったので、仕事の休みをなんとか調整して行ってきました。福岡は美味しい料理がたくさんあって最高でしたし、大分の旅館も広くて、綺麗でとても癒されました。日々の仕事の疲れを癒すことができたので、よかったです。

福岡に着いて、まずラーメンを食べました。ナンバー1ラーメンという福岡でも有名なラーメン屋さんです。入り口入った瞬間に有名人の色紙が壁1面に張り巡らされていて、それだけ人気なのだと思ったのが第一印象です。10時ぐらいに行ったので、待つこともなくスムーズにラーメンにありつけました。豚骨ラーメンは大好きでよく地元でも食べますが、本場で食べると更に美味しく感じました。

大分の旅館は里山茶風という名前の旅館に泊まりました。部屋はお茶の匂いがして、とても落ち着きのある空間でした。露天風呂もあって、旅の疲れを取ることができて、よかったです。夜はお酒を飲みながらゆっくり友人と話ができ、温泉も朝にもう一度入りに行きました。朝風呂は頭もすっきり目覚められ、お酒も抜けるので気持ち良かったです。2日目は大分の地獄滝を見たり温泉卵を食べたりして、お腹いっぱい食べました。

旅行での思い出として印象に残っていることは、最終日の夜に水炊きを食べたのですが、そこでそのお店の店員さんに、「屋台は行かれました?」と聞かれて、「行ってないです。」と答えた後に「やっぱりおススメですか?」と聞いたら、「福岡の人達は滅多に行きませんよ。」って言われました。

旅3.jpg

あくまで、観光客の人達がよく行く場所みたいです。ラーメンも高い、と教えてくれました。でも、味は抜群に美味しいので、1度は行ってみる価値はあると思います。と、言われたのが1番印象に残っています。結局夜はゆっくり旅館で過ごしたので屋台へ行くことは出来なかったので次回はぜひ行ってみたいと思います。

あと、キャナルシティー博多はとても大きくて迷子になりそうでした。博多1のショッピングモールだけあって、外観がとてもお洒落で、そこだけなぜか異空間にいるみたいでした。テナントもたくさんあって、買いたい物もたくさん買えたので、とても満足でした。キャナルシティーは1日居ても飽きない所だと思うので、福岡にまた来た時は是非立ち寄りたいと思っています。1泊2日の旅ですが、気心知れた友人と行けた旅はとても良い思い出になりました。

怖かったことというか心配だったのが、最終日の飛行機が大雨で欠航になるところだったのが最後までヒヤヒヤしました。2日目の夜、福岡が大雨で、20時半の飛行機に乗る予定だったのですが、福岡空港に着いた瞬間に遅延になって、その数時間後に静岡便が欠航になったので、名古屋も欠航になるんのではないかと心配でした。

次の日3人とも仕事だったので、欠航になったら仕事を休まないといけないので、焦ったのを覚えています。なんとか、1時間半遅れで飛んでくれたので幸いにも仕事を休まずに済んだのですが、家に到着したのが深夜だったので次の日とても眠かったです。これも良い思い出になりました。

予定通りにいかないのも旅の醍醐味でもあるので、欠航になっていたらもう1日観光できたので、それもそれでありだと思っていました。改めて空港で働いている人達のスムーズな対応だったり、臨機応変に動く姿は見ていて感動しました。天候の影響は誰にもわからないので仕方なく、お客様の中には怒りをぶつけている方もいました。その中でCAの人達は律儀に謝罪などもしていて凄いなと感じました。

3月に彼氏と友人2人と私の4人でフィリピンに3週間ほど行きました。フィリピンは12~5月が乾期と言われており、その通り旅行中たまに雨は降ったものの、雨で観光ができないようなことはほとんどありませんでした。初日は直行便でセブ島へ着き、セブ島内ではタクシーやバスで移動をし、セブ島以外の島へ行く際にはフェリー又は飛行機。各島の中ではメインで原付バイクを借りて観光をしました。今回のフィリピンは3週間たっぷりバカンスでした。

旅2.jpg

ツアーには一切参加せず、毎日自分達で計画を立て、現地でホテルや観光場所へ行くための手段(バス、タクシー、島内を巡る際には原付をレンタル)を確保しました。フィリピンは基本、英語が通じるので、現地で情報を得て予約をしたりしやすいと思います。観光したのはセブ島ではセブシティー、そこから移動してきれいな海が有名なオスロを観光し、その後、小さなボホール島、シキホール島へ行き、最後にマニラのある島で長距離夜行バスに乗って棚田を見にバナウェへ行きました。

フィリピン人はフライドチキンが好きなようで、至るところにファーストフード店が溢れています。私達はそれらを避け、フィリピン料理(メイン野菜の炒めもののようなものとお米)と外国人経営のイタリアンなどにもよく行きました。たまに日本食が食べたくなるのでその時は持参した醤油を使って調理したり、ふりかけや茶漬けも重宝しました。屋台の食事は良い香りに誘われるのですが、お腹を壊すのが怖いので避けました。

3週間あったため、セブ島のみならず、小さな島にも訪れることができ、それぞれの島でリラックスしながら原付バイクで滝を見に行ったり、シュノーケリングをしたりゆったりと旅行できたのが非常に良かったです。島やビーチによって同じ海でも雰囲気が全く違い飽きることなくいろいろなビーチを訪れました。シュノーケリングは数回しましたが、そのうち一回はウミガメと至近距離で一緒に泳ぐ体験をしました。大抵の海はとても透き通って綺麗でどれも良かったです。

マニラのある島で訪れたバナウェの棚田は、辿り着くまでにマニラから長距離夜行バスで10時間ほどかかりましたが、その価値があるくらい美しく、昔の人たちが今のようなテクノロジーのない時代にあんな広大な棚田を作ったのだと思うと感慨深いものがありました。またフィリピンは日本人にとっては非常に物価が安く、毎日少し贅沢をしながら長期の旅行ができたことも良かったです。(毎日のようにフレッシュなバナナやマンゴーシェイクを飲むなど、どれも大変美味)

小さな島では基本的に原付バイクを借りて移動をしていたのですが、私と彼氏が借りていたバイクが旅中3回パンクする不運に見舞われました。(バイクはそれぞれ違う業者に借りたものなので、同じバイクで3回ではありません)パンクが起こるのがたまたまいつも市街地からそこまで離れていない場所なのでことなきを得ましたが(あちこちに修理屋がいて、数百円でパンク修理してくれます)さすがに何回も起こると、遠出するときなど気がきではありませんでした。

ですが友人カップルのバイクには一度もトラブルはありませんでしたので、運もあるのかなとは思いますが、フィリピンの小さい島ですと斜面が多く、たまに舗装されていないような悪路も多く、パンクはつきものだと思います。(だからこそあちこちに修理屋があります)3回目にパンクが起きたときはもう慣れっこで落ち着いて修理屋に持って行きましたが、慣れない異国でこういったトラブルが起こるとなかなか焦ってしまうもので、この旅での一番の困りごとでした。私の体重のせいかと不安になりましたが、彼氏はやせているので友人カップルと同じくらいかと(笑)

毎年、年に1回は職場の夏休みを利用し友人と海外旅行をしていました。その友人とはハワイやグアムなどリゾート地へ行くことが多かったのですが、ある年ヨーロッパに行きたいという話になり、ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの3カ国に旅行に行きました。アムステルダム空港行きの直行便飛行機を利用しました。11月下旬から12月上旬でしたので、とても寒かったです。一番の目的は、フランダースの犬で有名なノートルダム大聖堂に行くことでしたが、世界三大がっかり遺産のしょんべん小僧も楽しみの一つでした

この旅行時は、オプショナルツアーは利用しなかったので友人と行きたいところをリストアップして念入りに計画を立てました。まずオランダでは美しい町並みを歩くこととゴッホの美術館を観光しました。アンネフランクの記念館は休館日で行けませんでした。オランダ名物のクロケットとチーズはとても美味しかったですが、有名レストランのディナーでいただいたオランダ郷土料理のコースは口に合いませんでした。

ベルギーではノートルダム大聖堂としょんべん小僧を観光しました。大聖堂はその建造物の大きさが圧巻でした。しょんべん小僧は本当に小さくて気付かずにうっかり通り過ぎるところでした。食べ物は、ポテトグラタンやチキンのクリーム煮、ソーセージなど温かい食べ物をいただきましたが、さすが美食の国と言われるだけあってどれも全部美味しかったです。お土産用にチョコレート店を回りましたが、どこのチョコレートも美味しかったです。

この旅はオランダ・ベルギー・ルクセンブルクのいわゆるベネルクスと言われる3カ国を回る旅行だったのですが、丁度ルクセンブルクに行くという日に、鉄道がストライキで全く動いていないというハプニングがありました。駅で友人と右往左往していると、偶然同じ状況の日本人の男の子2人と出会いました。年齢やどこから来たのかなどを話しているうちに仲良くなり、結局ルクセンブルクは諦めて、みんなでベルギー市街地を堪能しようということになり行動を共にしました。

私と友人より6、7歳年下の2人でしたが、英語が堪能でとても頼りになりました。女子二人では入れないような、ベルギーで有名なビール専門店にも連れてってくれたり、時期的に丁度クリスマスマーケットが開催されていたので色んなお店を回ったり、とても楽しく過ごすことができました。ルクセンブルクに行けなかったことは非常に残念でしたが、旅行から5年経った今も、時々会ったり連絡しあう仲になり、これもご縁だったのかなと今となっては思う次第です。

ベルギーで初日宿泊するホテルに向かう道中のことです。駅員さんに教えてもらった通り、地下鉄を乗り換えながら向かっていましたが、だんだんと乗客が少なくなり、乗客は黒人さんばかりとなっていきました。降りた駅は壁に落書きがたくさん書かれてあり、薄暗く、治安が良くない印象を受けました。地上に出ると、看板一つありません。そして丁度、遠くから銃声のような乾いた音が2発聞こえました。ふと少し遠目に、深くハットを被った黒人さんとその後ろに手下のような付き人のような若い黒人さんが2人ついていて、夜で周りが真っ暗だということも追い打ちとなり、私と友人は恐怖でいっぱいになりました。

 

とりあえず明るいところに向かって歩こう!と必死に友人と歩きました。道に迷ってしまい、途中衣服店に入り道を尋ねると、「この辺歩くときは気をつけてね」と英語で教えてくれました。現地の人がbe careful!っていうなんてどれだけ治安が悪いんだ!なんというところにホテル予約したのか!と後悔しました。なんとかホテルについて一晩過ごしましたが、翌日は市街地近くのホテルに変更しました。ヨーロッパの宿泊先はたとえ高くても市街地近くにするべきだと学びました。

旅①.jpg